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財団主催
令和5年度
車椅子シーティング研修 in 仙台
主催:公益財団法人フランスベッド・ホームケア財団
2023(令和5)年7月22日(土)、フランスベッド仙台ショールームにおいて「令和5年度 車いすシーティング研修」が開催された。講師に辻村肇先生、森永浩規先生、神田真臣先生をお招きし、受講者数は18人。受講は、福祉用具専門相談員が多く、ほかには介護福祉士、理学療法士、作業療法士、柔道整復師など多職種が参加、それぞれの立場でディスカッションと交流が見られた。
車いすシーティング研修は、財団として初めて企画した研修であったが「非常に勉強になった」「講師の先生方の話が面白くとても有意義に感じた」「シーティング研修の内容がわかりやすく、すぐに実践に活用できる」などの意見が多くあり、高い評価をいただいた。
びわこリハビリテーション専門職大学
リハビリテーション学部 作業療法学科 専任講師
辻村肇先生
関西弁でノリの良い楽しくわかりしやすい講義をしてくださる先生です。福祉用具プランナーの講師もしていただいております。
日進医療器株式会社
営業部長
森永浩規先生
日進医療器株式会社
東京営業所主任
車いす安全整備士 神田真臣先生
日進医療器株式会社は車いすの専門メーカー。車いす関連の講習会に社員を講師として派遣し、利用者が安全に車いすが使用できるよう、全国各地で講義や実技を展開しています。パラアスリートの支援も行っています。
座学の様子
骨盤を描く演習
骨盤の状態を確認する演習
講義中の真剣な様子
演習と体験の様子
演習では、車いすを前に構造とクッションについて確認。利用者の筋緊張をとるための動かし方を学び、辻村先生のデモンストレーションの後に、受講生同士が実技演習。「今回の研修会としては、とても良かったと思うが、応用編も楽しみにしている」「シーティングの症例や、症例検討をメインでやってほしかった」などの声が聞かれた。
症例検討発表
「腰椎前弯症」「胸椎後弯症」「側弯症」「円背」の事例発表が行われた。受講者からは「先生の講義もわかりやすく、多職種と検討する機会もあり、とても勉強になった」「実技で同業者、多職種同士とグループディスカッションができ、様々な意見を得られた」などの声が聞かれた。