介護最前線Front line of Nursing
“人生を支える”のが介護本来の仕事。
産学連携も介護IoT導入も、ゴールは同じです。
介護事業大手のSOMPOケアは、昨年、介護ICTを利用した実証実験の成果を発表した。その内容は、「見守り機器や介護ロボットなどをうまく使いこなせば、施設入居者4人を職員1人で対応できる」というもの。現行の人員配置基準3対1の緩和につながる提案は、人手不足で先が見えない介護業界にはグッドニュースのはず。ところが「大手だからできた」と、介護事業者の反応は総じて冷ややかだった。そんな中、「ウチもやってみよう」と手を挙げたのが、産学連携を推進し、地域の社会資源と連携した取り組みに実績をもつさわやか倶楽部(福岡県北九州市)だ。中核施設の「さわやか宗像館」(介護付有料老人ホーム)でお話を聞いた。
知っとく!Shittoku
東京大学医学系研究科 老年病学 秋下雅弘 教授
ポリファーマシー対策は多職種協働、
特に、医師と薬剤師の連携が必須となる。
ズームアップひとZoom up Person
公益社団法人 認知症の人と家族の会
「家族の会」のさらなる周知、そして当事者の声を
社会に届けること。私もここから始めます。